有視界紀行20「”ふなっしー”に学ぶ」

その言動が多くの人々から愛されている千葉県船橋市非公認キャラクター。
初めてテレビでその姿、振る舞いを目にした時、面白いなぁ・・・と
思いましたが、ただそれだけではない違う何かを感じました。
ふなっしー 梨の妖精
先々のことはわかりませんが、今この梨の妖精が多くの人々を癒し、
計り知れないほどの社会貢献をしていることは間違いありません。
この大ブレイクに至るまでの経緯・・・
何か大切なことを信じながら与え続けているその姿には学ぶべきこと
が多々あります。

ある場面で「命より大切なものは?」という質問を受けた梨の妖精は
さりげなく「想い出なっしー!」と答えていました。
これにはとても深い深い意味があるのではないでしょうか。

---港北治療院---

有視界紀行19「消費税の産物」

消費税がなにかと話題になっている今、大きな買い物をする方にとっては
いろいろと影響があるでしょう。
さて、私にはいったいどのような影響があるだろうか・・・
日本で初めて消費税(3%)が導入されたのは1989年4月で、当院が開業
して1年が経った時でした。
当時の私は世の動きを見る余裕もなく、日々、目の前のこと、身近なこと
にしか目が向かず、消費税というものにも無関心でした。
ただ、買い物をすると1円、5円硬貨を釣り銭としていただくことが増えた
ことはよく覚えています。
それまでは自分の財布の中に1円や5円硬貨が入っていることは、ほとんど
なかったように思います。
それが消費税導入を境に1円、5円硬貨の存在、自己主張が強くなってきた
のです。
当時、それらが財布に常駐していることに慣れていなかった私は、財布が
かさばることを嫌い、それらが入ってきては財布から出して何かの容器に
移し、常に財布の中をスッキリさせるという行動をとっていました。
それを何年も続けているうち、容器の中の硬貨の量が増え、大きな容器に
移し替えたりしながら現在に至っています。
塵も積もれば
途中で消費税は5%となり、そしていよいよ来年は8%へと・・・

そこで、さほど大きな買い物をしない私にとって消費税の影響は?
前述のように、私にとっての影響は今に始まったことではありません。
やはり1円、5円硬貨の備蓄(?)が増え続けることでしょうか。
1989年から今まで数えたことはありませんが、どのくらいの金額ある
のでしょうか。
たまに目をやりながら、これが100円、500円硬貨だったらなあ・・・
と、ため息をついたりしています。

---港北治療院---

有視界紀行18「自然回帰」

自然豊かな環境での生活に方向転換しましょう!
より人間らしく生きましょう!
というテレビ特番を観ていて少々違和感を感じました。
都会で暮らすこと、都会で暮らしている人に対してやや否定的な構成になって
いたからです。

自然とは? 人間らしい生活とは?

私たちはどこにいても自然から離れて生きることはできないのではないでしょうか。
都会の雑踏の中での生活も豊かな自然の中の営みなのでは?
そう感じている人は自然回帰を謳って今の暮らしを離れる必要などはありません。

もしかして緑豊かで長閑な場に身をおかないと自然を感じることができませんか?

外に出て上を見てください。
高いところに空がありませんか? 雲が流れていませんか?
 上を見れば・・・
外に出て足元を見てください。
アスファルトの隙間から力強く緑の命が生まれていませんか?
一輪の花から自然の美しさを感じることはできませんか?
草が生きる 花が生きる
陽が昇ると明るくなり、沈むと暗くなることを知っていますか?
太陽からの温もりを感じたことはありませんか?
夜の空に光る月や星を見たことがありますか?
ビルの隙間から吹く風を肌に感じたことはありますか?
空から降る雨に濡れたことはありませんか?
夏と冬では気温が違うことを知っていますか?
私たちは空気を吸って生きていることを自覚していますか?
人間以外にも多くの生命があることを知っていますか?

感動しませんか?

毎年春になると治療院の一角にツバメが巣を作ります。
近所では人間が住居を建築しています。
どちらも同じ自然の営みと考えるのは間違いでしょうか・・・
自然の一部である人間が創り出した生産物、建造物も自然の産物であり、
いつでも私たちは自然の中で生かされているのです。
当然、不必要なもの、害を及ぼすものも存在し、それも自然界の常です。
ツバメの巣づくり 人間の巣づくり
最近、自然回帰という言葉を聞くことが多くなりました。
でも、私たちは自然を追い求める必要などないのかもしれません。
自分を含め、この世のすべてが自然であることに気がつけば良いだけです。

自然という名の不自然が時々人を惑わしているような気がします。

---港北治療院---


有視界紀行17「やっかいな腕時計?」

 長年使っている腕時計の電池交換をしました。
ある時期に流行したG‐SHOCKという頑丈さが自慢の時計です。
電池交換は時計店からメーカー(カシオ)に送られ、電池交換、防水検査を
経て戻ってくる予定でしたが、先日メーカーから電池交換ができないとのこと
で返却されてきたのです。
理由は、電池交換時に経年劣化によるベゼル破損が発生する恐れがあり、
その場合、部品(ベゼル)はもうメーカーにもなく修理不可能のため・・・
ですから電池交換はできません、と連絡を受けたのですが、ベゼルって何?
どうやら本体(ダイバーズウォッチ)の周囲を囲む部分のようです。(写真右)
実は私、以前ベルトを破損したため、ベゼルとベルトをセットで購入してベルト
だけを取替え、ベゼルは取り替えずにそのまま保管していたのです。
なので、既に生産終了となりメーカーにも在庫がないという貴重(?)な予備の
ベゼルを持っていたのです。
結局、それをこちらから送ることで電池交換をしていただくことができました。
Gショック!
 ▲愛用のG-SHOCK DW-6300-1C   ▲これがベゼルです
私がこの時計を買ったのは1993年です。
とくに時計に興味があるわけでもなく、スキューバーダイビングをするわけ
でもなく、ただ、頑丈な時計が欲しかったのでなんとなく購入しただけです。
今回、この電池交換に伴ってベゼルや時計の型番、G-SHOCKについて
など少々調べてみました。
私の時計はG-SHOCKのDW6300-1Cというものでした。
G-SHOCK初の本格ダイバーズウォッチ、初代フロッグマン限定モデル云々、
マニアの方々の間では人気モデルとして価値が高い・・・ようです。

よくわかりませんが、なんか厄介なものではありませんよね?
大切に箱に入れて保管なんてしなくていいですよね?
頑丈な時計ということで、今までどおり乱暴に扱っても大丈夫ですよね?
普通に使っていていいんですよね?
そして、次もちゃんと電池交換してくれますよね?

今まで24時間表示で使っていたのですが、電池交換から戻ってきたら
12時間表示に変わってしまっていて・・・
これはどうやって変更すればいいんでしたっけ?
当然ですが取扱説明書などが手元にあるはずがありません。

今さら気づくのもなんですが、
私はちょっと厄介な時計を使っているのでしょうか・・・

---港北治療院---

有視界紀行16「柿ピーに学ぶ」

 昔から柿ピーが好きです。
ご存知でしょうが柿の種にピーナッツが混ざっているやつです。
様々なメーカーから売り出されていますが、微妙に味、食感が異なります。
私はかなりの種類を味わって研究(?)しています。
柿の種は美味しいけれどピーナッツがチョット・・・またはその逆もあります。
ある時期にとても美味しい柿の種を見つけました(ピーナッツ無し)。
そして同じくとても美味しいピーナッツも見つけました。
となれば、普通なら考えますよね?
この両者を混ぜることで究極の柿ピーができるだろうと・・・

不思議なものです。
結果として満足いく柿ピーにはなりませんでした。
いや、むしろ柿ピーとしてはあまり美味しくないのです。
個々単独ならばとても美味しい柿の種とピーナッツなのに・・・
お互いを引き立てる何かが欠けているのでしょうか。
ようするに一番と一番を合わせたからといって一番になるとは限らないという
ことです。
これは食べ物に限らずあらゆることに当てはまるのではないでしょうか。
最高と最高を組み合わせたからといってそれが最高になるとは言い切れない
のです。
やはり「相手あっての存在」というステージにおいては役割というものが発生
します。
自己を主張するより役割を優先しなくてはならない場合もあると思います。
美味しい柿ピーの柿の種とピーナッツはそこを心得ているわけです。

たかが柿ピー、されど柿ピー・・・ちょっと語り過ぎたでしょうか。

ちなみに今私が気に入っている柿ピーは横浜「美濃屋」の「ピー柿」という
ものです。(※味覚、好き嫌いには個人差がございます)
美濃屋です 黄金比率?
  ▲ちょっと高級な大人の味?       柿の種3に対してピーナッツ1が理想▲
今のところ、これがあればちょっと贅沢な時間を過ごすことができます。

---港北治療院---

有視界紀行15「5〜6分のロスタイム」

 自宅から治療院までは下り坂を経て徒歩7〜8分といったところです。

私は毎朝逆方向に歩き、坂を上って遠回りをして出勤しています。
そして、ある地点で西の方向を眺めると・・・
遠方の富士山の雄大さに感動することができます。
西の風景
      ▲10倍ズームでこうなります
そして南の方向を眺めると・・・
我が町を一望し、遠方には横浜の港の光を感じることができます。
南の風景
この2つの風景から一日を始めたいがために朝は遠回りをするわけです。
晴れた日ばかりではありませんが、雨の日もまたそれなりに気持ちの良い
風景です。
約5〜6分のロスタイム。

自宅から治療院までは登り坂を経て徒歩12〜13分といったところです。

朝の遠回りにはもう1つ理由がありますが、それはまた別の機会に・・・

---港北治療院---

有視界紀行14「廻っていて欲しい」

 今夜はラーメンが食べたいと今朝思ったとしましょう。
しかし、その思いは夜までは続かないもので夕方あたりには違うものを
食べたくなっていることもあります。
レストランでメニューを見て料理を決めても店員さんが注文を聞きに来る
までに食べたいものが変わってしまうこともあります。
今、自分の体に必要な食物(栄養素)は刻一刻と変化しているのでは?
料理を注文してからテーブルに運ばれてくるまでの間に気が変わること
もありえるかもしれません。
寿司屋で注文をして握ってもらっている間に・・・ということも?
今本当に必要なものはその瞬間までわからないのかもしれません。
そんな優柔不断で初志貫徹できない人間は、
これを食べたい!と感じた瞬間に食べることはできないだろうかと考える。
そのためには、ある程度の種類が目の前に並んでいなくてはできません。
それはちょっと贅沢な話です。

前置きが長くなりましたが、私がここで言いたいことは・・・
やはり回転寿司は廻っていて欲しいということです。
お客さんがあまりいない時間帯に行くとほとんど廻っていないことがあります。
板前さんが「さあ、握りますので注文してください!」と威勢のいい声をあげて
います。
それはそれで有り難く贅沢なことなのかもしれませんが・・・

チョット板前さん、私がなぜ回転寿司を選んだのかわかっていませんね?

---港北治療院---


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